とてもお恥ずかしい話ですが、60代になるまで、まともに本を読むことがなかったです。
読むといえば、好きな作家さんの「小説やエッセイ」のみ。しかも年に数冊。
「ビジネス書」や「自己啓発の本」を読むようになったのは、Twitterがきっかけでした。
Twitterで発信力のある方は、とにかくよく本を読んでいらっしゃいます。
みなさんが必ず読んでる本の中から、わたしの人生に影響を与えた5冊の本をご紹介します。
本に出会えたことで、確実に人生が変わりはじめました。
影響を与えた5冊
1.嫌われる勇気
「嫌われる勇気」
サブタイトル:自己啓発の源流「アドラー」の教え
「嫌われる勇気」は、わたしが一番最初に衝撃を受けた本です。
我々は他者の期待を満たすために生きてるのではない。
目からウロコが落ちました。
わたしは、他者の期待を満たすために生きてきたかもしれない。
人によく思われたい。人の目ばかり気にしてた。
自分ではなく人がどう思うか常に「他人軸」で生きてきたように思う。
「嫌われる勇気」この有名な本もアドラーのことも、まったく知リませんでした。
まして哲学とか心理学とか聞いただけで敬遠してしまう。
そんな私でも「哲人」と「青年」の対話形式で書かれてるので、すんなり読み進めることができます。
目からウロコな言葉がたくさんあるのですが、特に印象に残った言葉をピックアップしました。
- 人は常に「変わらない」という決心をしている
- すべての悩みは「対人関係の悩み」である
- お前の顔を気にしてるのはお前だけ
- 他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない
- 自由とは、他者から嫌われることである
「他人は気にしなくていい」という考え方の根本ができました。
2.夢をかなえるゾウ
「夢をかなえるゾウ」
日本一読まれている自己啓発小説。
でも、読んでませんでした。お恥ずかしい・・・
主人公のサラリーマンがある日二日酔いから目を覚ますと、枕元にゾウが座っていた。
自分のことを「ガネーシャ」と名乗り、変な関西弁を喋るゾウ。
ゾウのガネーシャは、冴えない主人公を変えるためにやってきたという。
そんな二人の会話形式で進んでいく物語です。
ガネーシャは、主人公を変えるために毎日ひとつずつお題を出します。
お題のひとつひとつがいいんです。
夢に向かう途中、心折れそうなときにこのお題から見えてくる教えを思い出したいと思います。
【特に実践したいと思った教え】
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続ける環境を作る
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- やらずに後悔してることを今日から始める
一番好きなのは、最後のガネーシャの言葉
「世界を楽しんでや。心ゆくまで」
60代のいまからでも、世界を楽しみます。心ゆくまで!
3.ゼロ秒思考
「ゼロ秒思考」
サブタイトル:頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング
頭の中だけではもやもやしてることが多い。
浮かんだイメージや感覚を瞬時に言葉にする。
その言葉を紙に書き出す。全部はき出す。
これを繰り返していくと、考えが深まりスピードアップしていく。
そうした思考の「質」と「スピード」この両方の到達点が「ゼロ秒思考」
人はゼロ秒で考えられる
ゼロ秒思考を身につける具体的な方法とは
ズバリ「メモ書き」です。
【用意するもの】:A4の紙とペン
- A4用紙に横書き
- 1件1ページに4〜6行
- 各行20~30字
- 1ページを1分以内
- 毎日10ページ
- 思いついたことはなんでも書く
上記の方法で、疑問やアイデアや心のモヤモヤを即座に書きとめる。
これをすることにより、頭が動くようになり、気落ちも整理されていく。
本を読んだ時は、夢中になって「メモ書き」しました。
1日10分。最初の頃は、もっと時間がかかってました。
1ヶ月ほど続けた結果
- 頭が整理される
- ポジティブになれる
- 悩む時間が短くなった
- 頭に浮かぶイメージや感覚を言葉にできだした
- 客観的にものごとを捉えることができだした
正直まだ「ゼロ秒思考」まで到達できてません。
これを機にもう一度「メモ書き」をはじめようと思ってます。
4.ザ・シークレット
「ザ・シークレット」
冒頭に、本書を「あなた」にささげます。この「秘密」があなたの全存在に愛と喜びをあたえますように。
なんとも魅力的な言葉が添えられていて、期待感が膨らみます。
「人生の偉大なる秘密」とはズバリ「引き寄せの法則」です。
「類は友を呼ぶ」ように思考には特定の周波数があって、なんとそれが宇宙に放射され同じ周波数を持ったものが磁石にように引き寄せられる。
自分が思ってることが現実となる【思考は現実化する】
いまでも胸に刻んでいる言葉
- 本気で願いを強く信じれば引き寄せられる
- 願いをまるで叶ったかのように振るまえば現実化する
- 思考に導くものは感情、いいものを導くにはいい感情が必要である
- 願いをはっきりさせること
- 願いはすでに手に入ってるとイメージすること
- 願いはすでに叶ってると感じること
人生は、自分の思い通りになる。割と本気でそう思えるようになりました。
5.反応しない練習
「反応しない練習」
サブタイトル:あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
『ブッダ』と聞いて、お釈迦さま?とまず頭に浮かびました。
この本では、古代インドの賢者 ” 目覚めた人 “を『ブッダ』と呼んでいます。
ブッダの教えが、すごくシンプルで実用的で合理的なのです。
絡まった思考を整えてくれるイメージです。
響いた教えや考え方
- 反応する前に「まず、理解する」
- 心の状態を「きちんと見る」ー言葉で確認する「今イライラしてるな」「緊張しているな」
- 良し悪しを「判断」しないー「いい・悪い」「好き・嫌い」を判断しない
- 「自分を否定しない」どんな時も「わたしはわたしを肯定する」
- 目指すゴールは「最高の納得」ー「自分が納得できること」を基準にする
上から自分を眺められようになりました。
客観的に自分を見る「クセ」がつき、自分を「信じる」ことができるようになったのです。
まとめ
いまわたしが20代ならまちがいなく、『読書をしなさい』と言います。
60代になるまで、ほとんど読書をしてこなかった。
いまさら後悔しても仕方ないですが、かなり後悔しています。
読書はその後の人生観や人生を変えるチカラがあります。
Twitterのみなさんのお陰で、60代でも少しづつ読書をするようになりました。
人との付き合い方が楽になり
自分のことが好きになり
気持ちが前向きになり
好転してきてるのがわかります。
読んだ本の数はまだ少ないです。
今回は少ない中からではありますが、影響を受けた本5冊を紹介させていただきました。
よろしければ、一度読んでみてほしいです。
何か少しでもお役に立てるヒントになれば嬉しいです。